今日も訪問下さり、ありがとうございます。

 

「東京ミチテラス2017」のイルミネーション。

 

12月28日が最終日でした。

http://www.tokyo-michiterasu.jp/

 

ぎりぎり最終日に見に行けたので記念に写真をUPします。

 

 

 

（12月28日の写真です）

 

また来年、楽しませてくれることでしょう。

 

 

ところでこの年末、自分でもちょっと驚いたことがありました。

 

 

12/25、ひとりランチで鉄火丼を食べた時のことです。

 

 

 

 

一口食べて、わーおいしい！！さすが築地！と歓喜。

 

 

それで終わるはずだったのですが、

 

 

ふと、6月に亡くなった母さんのことを思い出しました。

 

「かぁさんも鉄火丼大好きだったなぁ。

 

この鉄火丼ならおいしいって言うだろうなぁ。」

 

 

そう思った瞬間、

 

 

ぽろぽろぽろぽろ、涙があふれてきました。

 

 

ええっ、何？自分でもびっくりでした。

 

何の涙なの？わからーん。

 

戸惑いながらも、止められませんでした。

 

 

 

母が亡くなったのは今年の6月3日。

 

最後までしっかり看取ることができました。

 

母の胸に耳を当てて、

 

お母さん、大好きだよ、ありがとう。

 

また会おうね、と声をかけ続けて、

 

最後の鼓動が「トクン」と止まる瞬間まで、聴きました。

 

 

人は必ず死ぬのだから、

 

 

母親が先に亡くなるのは自然なこと。

 

 

母はもう、次の世界で新しい命を生きている。

 

 

私は母さんにもらったこの命を、精一杯生きるのみ。

 

そう思っていました。

 

 

実際、母の死に際して一度も泣いていないのです。

 

 

 

 

でも、あの日、鉄火丼を食べながら、突然、溢れてきた涙。

 

 

 

理屈では整理できない感情が、やはりあって、

 

 

取り戻せない愛情やぬくもりを、

 

 

恋しく思う気持ちは私の中にあったのかな。

 

 

 

寂しい。寂しい。寂しいよ。

 

 

それは、私が一番苦手な感情。

 

 

一番、感じたくない感情。

 

 

できるだけ冷静に受け止めようと努力してきたのに、

 

 

突然、鉄火丼に崩されてしまったようで。

 

 

なんだかもう、お手上げな感じで。

 

 

 

泣きながら鉄火丼を食べる姿は、

 

滑稽だったことでしょう。

 

「泣くほどおいしいのかな？」って、

 

不思議そうな目で見ている板前さん。

 

 

そうです。泣くほど、美味しいんです。

 

違う。

 

あまりに美味しいので、泣けてきちゃったんです。

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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